出産記録
1/10
昼まではまぁまぁ調子が良かったが、夕方ぐらいから気分不良と子宮を押すような感覚。
夫が早めの帰宅のため、長女の世話と食事を任せてリビングに布団を敷いて臥床。
1/11 AM2:00
陣痛の様な痛みがあるが、痛みのピークが5秒程度。
前駆陣痛?
しかしよくわからない。
とりあえず病院に電話をし、相談する。
「う〜ん…とりあえずおばあちゃん(近所住みの実母)に来てもらって、旦那さんに一緒に来て貰おうかな」
夫と母に連絡し、準備。
AM3:30
病院に到着、モニター装着。内診。
全く子宮口が遠いとのことで、確認に時間がかかる。ぐりぐり探されて痛い。
「全然降りて来てなくて、入口がわかりにくい」
昨日の診察では、子宮口は柔らかく2cmあいてるよとの話。まぁ11月末ぐらいから2cmあいていたのだが。
モニター結果は、前駆陣痛はあるものの本陣痛ではないとの事。
しかし痛い。長女の時はもっと痛かったので、前駆だろうとは思っていたが辛い事には変わらず。
AM4:30
夫には帰宅してもらう。寝れそうにもなく、痛みの波が続く。昨日の夜から食事をしていないが、
「吐いたら困るから買って来たおにぎりは食べないで」
と言われてしまう。お茶でしのぐしかない。
「促進剤使うかもね〜」
と言われてビビる。絶対嫌、怖い。痛みが強くなると聞いているので。
AM7:00
夫から、仕事どうしよう?との事。
「多分、今日出されると思う…促進剤つかうやろって言われたから」
「わかった、自宅待機するわ」
痛みは徐々に強くなっている気がする。
点滴しましょう、と20ゲージ留置針をプスリ。
AM8:00
便意があり、トイレへ。
その後、スタッフ交代で違う方に内診される。
「もう4cmぐらいあいてるよ」
トイレで力入れたせいか?
「先生にバルーン入れて貰うかもねー」
え?嫌や…また痛い処置…!やりたくないな…と強く念じる。
AM8:25
浣腸処置にて、またトイレで力を入れる。
おしるしがあった。
陣痛の痛みが少しずつ強くなっている気がする。
内診で6cmになっているとの事。
夫にラインにて連絡するため、来てくださいと打ったあとすぐ痛みが強くなる。
「旦那さんどのぐらいで来れる?」
「15分ぐらいですかね…あいたたた…」
「破水させるよー次の痛みが来たら教えてね、来た?」
「はい…今…来てます…いたた…」
パシャっとした感覚、痛みと共に刺激で破水。
途端に徐々に痛くなると思っていたが、急に陣痛が!
いきなり痛みがピークになる。軽くパニック。
「めっちゃ痛い!痛い!」
「深呼吸して!ふー!ふー!ふー!」
スタッフの声に合わせて呼吸はするが、痛みが強すぎて叫ぶ。あー!痛い!!
「叫ばないよ!ふーふーふーって呼吸して!…もう無理やったら横向いて、ふーっうん、ふーっうん、でうんで軽く力入れて」
横に向いて、がんばって呼吸合わせを行う。
その間、テニスボールで肛門あたりを押してもらうが、力が弱いのか痛みが引かず。
「もっと押してー!」
「押してますー!」
後に原因が、テニスボールが柔らかいやつだった事が判明。100均クオリティ…。
「旦那さんどうする?我慢できる?」
「無理です!もういいです!」
このやり取りを3回ぐらい合間にありつつ、いきみ逃し。辛い。はやく出したい!
「もう無理ー!出したい!出てまう!!」
「もう先生呼んで、はやく来てもらって!」
スタッフが言う前に、他スタッフ大慌てで電話より早いのか直接呼びに行ったとの事。
「仰向けになって、すーはーすーはー呼吸止めて、ヘソを見てうーんって力入れて、お尻は上げないよ〜」
仰向けになり呼吸を合わせて、力を入れる。
まだ先生はこない。
「痛いー!痛い痛い!」
「叫ばないよー!はっはっはってして!」
はっはっはっとしながら休憩したが、手から腕にかけて痺れが。
ちゃんと呼吸ができていないから、酸素が吐き出せてないと何故か冷静に考える。
その後3回目のいきみ途中で先生到着。
見るなり、
「あーもういきまなくていいよ、はい」
入口をぐりっとされる感覚、入口がぐわっと広がる感じと激しい痛みが。
「見えるー?頭見えてきたよーはい、頭出るよ」
ズルんとした感覚があり、頭が出る。そのまま身体も抜ける感覚。
「頭大きいなー。身体も出たよーはい、見えるかな」
眼鏡がなくて全く見えない。
「あ…はい…」
根性なしの私は眼鏡!の、一言は出せませんでした。
スタッフが体重を計ってくれて教えてくれると、先生が呟く。
「3470gですね〜」
「えっ大きいな!」
先生の予想は3100って言ってましたもんね。
その後すぐ胎盤も出て処置終了。
AM9:16
長男誕生。元気に泣き叫ぶ。
ホッとしたら、先生から
「ちょっと裂けたから縫うね」
まじか…うん…だろうね、大きいもんね。
縫うのが痛かった…。
AM9:30
夫到着。
「おめでとうございます〜」
とスタッフに迎えられる。
「えっ?もう産まれたんですか??」
ほんとにね…おしるしから1時間かかってないよ…。
以上、出産記録でした。
2人目早いって本当だったね。